この記事がおすすめの人
- 『JR西日本どこでもきっぷ』について詳しく知りたい
- JRを使って西日本に旅行に行きたい
- どこでもきっぷはおトクなのか知りたい
復活! どこでもきっぷ
GoToトラベル期間に発売され、破格の安さで衝撃を与えた『どこでもドアきっぷ』が、値段や条件を一部かえて復活しました!
JR西日本全線が3日間乗り放題で、特急・新幹線も乗り放題という魅力的なきっぷです。
『JR西日本どこでもきっぷ』と名前を変えて発売され、1人でも利用できるようになりました。
(2020のどこでもドアきっぷは2人以上~利用可能だった)
値段は上がったものの、一人旅にも使えるようになり、より便利になったどこでもきっぷを徹底解説します!
JR西日本どこでもきっぷとは?
まず始めに、2021発売の『JR西日本どこでもきっぷ』について簡単に紹介します。
POINT
- 2021年10月8日~2021年12月18日 期間限定で発売
- JR西日本全線と智頭急行が3日間乗り放題
- 普通・特急・新幹線の自由席が乗り放題
- 6回まで指定席も追加料金ナシで利用可
- おとな22,000円、こども11,000円
- 利用開始日の7日前まで『e5489』より発売
- いくつかの特典付き
『JR西日本どこでもきっぷ』で3日間乗り放題になる路線はこの図の通り。
(この図の水色のエリア)
このエリアを走る、すべての列車の自由席が乗り放題となり、指定席は6回まで利用できます。
赤線のエリアが乗り放題の『JR西日本関西どこでもきっぷ』については、こちらの記事で紹介しています。
それではここからは、POINTで簡単に紹介したことについて、4つに分けて詳しく紹介していきます。
- 利用できる列車・設備
- 値段
- 買い方・使い方
- きっぷの特典
- きっぷの細かなルール
利用できる列車・設備
JR西日本全線と智頭急行、JR西日本宮島フェリーが3日間乗り放題となります。
JRは新幹線・特急・快速・普通の自由席が乗り放題となり、普通車指定席は6回まで利用できます。
グリーン車を利用する場合は、別途グリーン料金や特急料金を払うことで乗車できます。
ただし、寝台特急サンライズ出雲・瀬戸とWEST EXPRESS 銀河は一切乗車できないので注意が必要です。
値段
おとな22,000円、こども11,000円です。
新大阪⇔博多が往復31,200円ですので、新幹線に長距離で乗れば元が取れそうです。
このきっぷは本当におトクなのか、どれだけ乗れば元が取れるのかなどは、後で検証していきます。
買い方・使い方
買い方
利用開始日の7日前までに予約・購入が必要です。
このきっぷはJR西日本のネット予約サービス『e5489』での限定発売で、駅では発売されていません。
そのため、e5489からのネット予約が必要です。
ここからは会員登録をしている方に向けて、買い方を紹介します。
- 予約ページにアクセス
- 人数・日付を入力し、ページの指示に従って予約
- 予約完了後に表示される『予約番号・電話番号』をメモ
簡単にどこからでも予約ができ便利です。
e5489での指定席の予約方法については、こちらの公式ページでご覧ください。
使い方
e5489で予約・購入したどこでもきっぷは、そのままでは使えません。
必ず紙の切符として受け取る必要があります。
JR西日本どこでもドアきっぷは、JR西日本・JR四国・JR九州の主な駅で受け取ることができます。
※詳しくはこちらの公式ページで確認
きっぷを受け取れば、予約した3日間自由に乗り降りできます。
特典
3日間乗り放題以外に、いくつかの特典が付いてきますのでまとめて紹介します。
特典1:駅レンタカー特別価格
エリア内の駅レンタカーが特別価格で利用できます。
ベーシックSがこの値段!
日帰り | 1泊2日 | 2泊3日 | 3泊4日 | 以後1日ごと |
---|---|---|---|---|
3,900円 | 7,800円 | 11,700円 | 15,600円 | 3,900円 |
通常料金は6時間で5,500円、24時間で7,150円となっているので、とてもおトクです。
ちなみに、ベーシックSクラスの車は、ヴィッツ、フィット、ノート、デミオなどです。
家族旅行にも十分の車です。
レンタカー特典について詳しくはこちらの公式ページから。
特典2:施設などでの優待
西日本施設などで、ちょっとした割引やプレゼントが受けられます。
優待が受けられる施設などはなんと数百もあります。
優待内容はこちらの公式ページから見ることができます。
きっぷの細かなルール
払い戻しや変更といった細かなルールについて紹介します。
指定席の予約方法
6回だけ利用できる普通車指定席は、e5489もしくは駅のみどりの券売機で予約できます。
紙のきっぷ受け取り前はe5489から、紙のきっぷ受け取り後はみどりの券売機より予約できます。
変更
きっぷ受け取り前ならば、利用開始日や、予約した指定席の変更ができます。
また、きっぷ代をクレジットカードで支払った場合は『JR西日本 関西どこでもきっぷ』という別のきっぷにも変更可能です。
紙のきっぷを受け取った後は、変更はできません。
払いもどし
未使用で有効期間開始日前または有効期間内(座席指定をした場合は、一番初めに出発する指定列車の出発時刻まで)に限って払いもどしできます。
払いもどし手数料は、きっぷ受け取り前は2,040円、きっぷ受け取り後は2,260円です。
払いもどしは受け取り前はe5489で、受け取り後はJR西日本のみどりの窓口で行えます。
その他詳しい情報はこちらの公式ページで確認できます。
どこでもきっぷってほんとにおトク?
『JR西日本どこでもきっぷ』は本当におトクなのか、どれだけ乗れば元が取れるのかなど検証していきます。
このきっぷの値段は、おとな22,000円なので、単純に考えると片道11,000分乗れば元が取れます。
新大阪~広島が10,630円、新大阪~徳山が12,620円(それぞれ通常料金)なので、山口辺りまで行くと元が取れます。
西日本を横断するような長距離の旅におすすめです。
普段は交通費が気になってできないような、思い切った旅もできます。
とにかく列車に乗りまくりたい方には最高のきっぷです。
このきっぷのおすすめなところ
このきっぷ最大のメリットは、短い区間でも特急・新幹線を気軽に使えることです。
神戸~大阪といった区間でも、特急・新幹線が使えとても快適です。
また、時短効果もあり最高の旅になるでしょう。
筆者のかえるも、どこでもきっぷを利用した際は、ほぼ普通列車に乗ることなく、特急・新幹線だけで旅ができてとても快適でした。
混雑知らずだったので、『旅の疲れ』が普段の旅とは大違い!
しかも特急券を追加で買うことなく、定期券のような感じで有料列車に乗れるのも斬新な体験で楽しかったです。
ぜひ有料列車を使って快適に移動してみてください。
まとめ
このきっぷのポイントを、もう一度まとめるとこちら
POINT
- 2021年10月8日~2021年12月18日まで発売
- JR西日本全線と智頭急行が3日間乗り放題
- 普通・特急・新幹線の自由席が乗り放題
- 6回まで指定席も利用可
- おとな22,000円、こども11,000円
- 7日前まで『e5489』より発売
- いくつかの特典付き
去年発売された『どこでもドアきっぷ』とは違い、1人旅にも使えるようになり、とても便利になりました。
この秋は、どこでもきっぷで快適に移動しながら、紅葉狩りに出かけるなんてのはいかかでしょうか。
混雑知らずの特急で、優雅に移動できとても快適です。
ぜひ、西日本の旅行に活用してみてください。
関西が乗り放題になる『JR西日本関西どこでもきっぷ』についてはこちらの記事で紹介しています。
それでは、良い旅を!