発売中の格安切符の記事はこちらからご覧ください
この記事がおすすめの人
- 「北陸乗り放題きっぷ」について知りたい
- 北陸に格安で行きたい関西圏の人
- 北陸をくまなく回りたい人
- 特急サンダーバードにおトクに乗りたい人
- グリーン車で優雅な旅をしたい人
北陸乗り放題きっぷとは?
北陸乗り放題きっぷとは、JR西日本が発売している格安切符のことで、関西人の北陸観光にぴったりの切符です。
北陸までの往復JR特急+北陸フリーエリア乗り放題がセットとなっておとな15,000円前後!
値段も非常に安く、フリーエリアもとても広いためこれ一枚で北陸は完璧です。
そんなおすすめの切符について、まずは簡単に見ていきましょう
この記事がおすすめの人
- 関西から北陸への旅行者を対象としている
- 北陸までの往復JR特急+北陸フリーエリア乗り放題がセット
- おとな15,000円前後、こども一律3,000円
- +2,000円でグリーン車にアップグレード
- ネット予約限定販売
- 2人以上で利用可
- 前日までに購入
こどもが激安なことと、2人以上で利用ができることから、家族旅行に特におすすめです。
ここからは、
- このきっぷで利用できるサービス
- 値段
- きっぷの買い方・使い方
- 細かなルール
の4点に分けて詳しく解説していきます。
このきっぷで利用できるサービス
北陸乗り放題きっぷで利用できる列車やサービスについて紹介します。
このきっぷは関西から北陸までの往復JRと、北陸フリーエリア乗り放題がセットになっていますので、それぞれ分けて紹介します。
関西⇔北陸往復JR
- 大阪市内発
大阪もしくは新大阪から北陸フリーエリアの駅まで『特急サンダーバード』 - 京都市内発
京都から北陸フリーエリアの駅まで『特急サンダーバード』 - 神戸市内発
- 神戸市内~大阪駅・新大阪駅の新幹線・普通・快速の自由席
- 大阪駅・新大阪駅から北陸フリーエリアの駅まで『特急サンダーバード』
特急サンダーバードの座席については、指定席用は指定席が、グリーン車用はグリーン車が利用できます。
北陸フリーエリア
以下のエリアの路線が3日間乗り放題です。
青い太線のJR線は、特急・普通列車の自由席が利用できます。
北陸新幹線についても、自由席が利用できます。
そのため、自由席のない「かがやき」には乗れず、「つるぎ」「はくたか」が利用できます。
IRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道については、普通列車の自由席が利用可能です。
非常に広範囲のエリアをカバーしているので、北陸がくまなく観光できます。
きっぷの値段
このきっぷの値段は、大きく指定席用とグリーン車で異なります。
指定席用はサンダーバード指定席、グリーン車用はサンダーバードグリーン車が利用できます。
指定席用
- おとな
- 神戸市内発:16,950円
- 大阪市内発:15,850円
- 京都市内発:14,560円
- こども:一律3,000円
グリーン車用
- おとな
- 神戸市内発:18,950円
- 大阪市内発:17,850円
- 京都市内発:16,560円
- こども:一律5,000円
指定席用にちょうど+2,000円することでグリーン車が利用できます。
では、この値段は普通の切符に比べどれだけ安いのか、検証していきましょう。
このきっぷ(大阪市内発着)の値段と、大阪~金沢間のサンダーバード往復の値段を比較します。
座席タイプ | 北陸乗り放題きっぷ | 通常のきっぷ | 割引額 |
---|---|---|---|
指定席 | 15,850円 (3,000円) | 14,520円 (7,260円) | -1,330円 (4,260円) |
グリーン車 | 17,850円 (5,000円) | 22,900円 (15,640円) | 5,050円 (10,640円) |
※(カッコ内)はこども
これはあくまでも『大阪から金沢まで行って、何もせずに大阪に帰ってきた場合』のシュミレーションです。
つまり、フリーエリアの乗り放題については一切考慮していません。
そのため、フリーエリアで乗り降りすれば、簡単に元が取れたり、さらにおトクになります。
これらのことから、北陸乗り放題きっぷはとてもお得だと分かります。
きっぷの買い方・使い方
このきっぷを利用するための手順を簡単に紹介します。
買い方
このきっぷはJR西日本のネット予約サイト「e5489」で発売されています。
また、前日までに予約が必要です。
受け取り
次に、ネット予約した切符を駅に受け取りに行きましょう。
受け取りは、乗車直前でもOKです。
きっぷの受け取りには、以下のものが必要です。
駅・コンビニ決済の場合:受け取りコード(QRコード)、電話番号(全桁)
これらを用意してJR西日本のみどりの券売機へ行き、紙の切符を受け取ってください。
みどりの券売機での受け取り方はこちらから
使い方
紙の切符をそのまま改札機に通せばOK。
フリーエリア内で特急や新幹線を使った場合は、車掌さんがきっぷを見に来るので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。
フリーエリア内では乗りたい列車にすぐ乗れるので、とても便利です。
きっぷのルール
『POINT』では紹介しきれなかった、切符の細かなルールについて紹介します。
往復のサンダーバードに乗り遅れた場合
後続のサンダーバードの自由席が利用できます。
途中下車の扱い
北陸フリーエリア外で途中下車した場合は、きっぷが無効となります。
※北陸フリーエリア内は何度でも乗り降りできます。
きっぷの変更
- 紙の切符受け取り前の場合
→何度でも変更可 - 紙の切符受け取り後の場合
→1度だけ変更可 - きっぷの使用開始後
→変更不可
払い戻し
払い戻しは可能ですが、別途数百円~数千円の払戻手数料が必要です。
払戻手数料は、切符受け取りの有無などによって大きく変わってきますので、こちらの公式ページよりご確認ください。
まとめ
今回紹介した『北陸乗り放題きっぷ』のポイントをもう一度まとめるとこちら。
この記事がおすすめの人
- 関西から北陸への旅行におすすめ
- 北陸までの往復JR特急+北陸フリーエリア乗り放題がセット
- とてもおトク
- ネット予約限定販売
- 2人以上で利用可
- 前日までに購入
このきっぷは筆者のかえるも使ったことがありますが、あまりの安さとフリーエリアの広さに驚きました。
このきっぷで北陸じゅうを自由に駆け回ることができるので、とてもおすすめの格安切符です。
友人との二人旅から大人数のグループ旅行まで、幅広い場面で使える切符なので、ぜひ北陸へ旅行をするときには活用してみてください。
それでは、良い旅を!