7月1日分よりはこちらの記事をご覧ください。
この記事がおすすめの人 2022年7月1日~の尾道・しまなみサイクリングきっぷについて知りたい※2022年6月31日までの分はこちらの記事で紹介していましたが、内容が大きく変更されたため、新たに記事をまとめました。 しまなみ[…]
この記事がおすすめの人
- しまなみ海道にサイクリングで行きたい
- 日帰りで島をめぐりたい
- レンタサイクルをおトクに借りたい
- 片道はフェリーを利用して、余裕をもって楽しみたい
- こどもでも楽しめる距離にしたい
「尾道・しまなみサイクリングきっぷ」発売中!
先日JRの駅のパンフレットでふと目に入った「尾道・しまなみサイクリングきっぷ」
手に取って読んでみると、激安かつ、しまなみ海道のサイクリングに最高のきっぷであると分かったので紹介することにしました。
※7月1日利用分から大幅値上げがされてしまいます!利用はお早めに
しまなみ海道は、広島県尾道と愛媛県今治を結ぶたくさんの橋の総称。
なんと車だけでなく自転車も通れ、サイクリストの聖地として、日本国内だけでなく世界からも注目を集めています。
全長75kmでたくさんの島々や瀬戸内海をみながらゆったりと、安全に走ることのできるコースです。
(出典:しまなみ海道とは|しまなみ海道)
しかし、やはり距離のあるためこどもやファミリー層にはハードルのあるコース。
そこでJRが、日帰りでも子供でもサイクリングが楽しめるようにと、行き20~40キロのサイクリング、帰りはフェリーで変えれるようにするありがたいルートをきっぷにまとめました。
今回は誰でも楽しめるしまなみ海道のきっぷ「尾道・しまなみサイクリングきっぷ」を徹底解説します!
きっぷの概要
このきっぷのポイントをまとめるとこちら。
POINT
- 往復山陽新幹線・レンタサイクル・フェリーがセット
- レンタサイクルは電動・非電動どちらもあり
- 日帰り・宿泊どちらもOK
※宿泊の場合は1泊2日まで - 2人以上から利用可能
- ネット予約限定切符
モデルコース
JRが2つのモデルコースを紹介しています。
詳しく見たいという方はこちらのJRパンフレットを印刷してご覧ください。
印刷する必要があり不便なので、簡単にコースをまとめてみました。
きっぷについてくるもの
このきっぷで乗れる交通機関は
- 往復山陽新幹線指定席
- 尾道or瀬戸田のレンタサイクル
- 瀬戸内クルージング往復乗船券(尾道港~瀬戸田港間)
往復JR
京都・大阪・神戸・岡山・広島・新山口・小倉・福岡発着が用意されています。
これらの駅から、尾道駅まで、在来線と山陽新幹線が利用できます。
尾道駅には新幹線がないため、西から来る人は三原駅で、東から来る人は福山駅で在来線普通列車に乗り換える必要があります。
三原・福山までの新幹線は、一部の列車しか利用できないため紹介します。
- ~三原 行き:こだま838号、ひかり533号
- 三原~ 帰り:ひかり・こだま
- ~福山 行き:さくら545号、ひかり533号
- 福山~ 帰り:ひかり・こだま
帰りはすべてのひかり・こだまが利用できますが、行きは制限があるのでご注意ください。
レンタサイクル
1回だけレンタサイクルを以下の店舗で借りることができます。
旅行の1日目に借りることができます。
非電動・電動のどちらもあり、JR西日本特注のレモン色で美しく新しい自転車です。
[尾道エリア]
- 尾道駅レモンバイク
- 営業時間/9:00~18:00(レンタサイクル対応可能時間)
- アクセス/尾道駅前
- 取扱車種/非電動タイプ、電動タイプ
- 休業日/なし
[瀬戸田エリア]
- しまなみロマン
- 営業時間/10:00~17:00(金・土曜日は10:00~20:00)
- アクセス/瀬戸田港前
- 休業日/水曜日(11/3、2/23を除く)
- 取扱車種/非電動タイプ、電動タイプ
- 島ごころSETODA
- 営業時間/10:00~17:00
- アクセス/瀬戸田港から徒歩約10分
- 休業日/なし
- 取扱車種/非電動タイプ
瀬戸内クルージング
尾道港~瀬戸田港を運行するフェリー「瀬戸内クルージング」に往復乗ることができます。
※往復でも片道でも利用しなくてもOKです。
電動自転車は600円、非電動自転車は500円の追加料金を払うことで、自転車を船に乗せることができ便利。
瀬戸内海の美しい風景を眺めることもできます。
値段
2021年6月31日までの値段はこちら。
発着駅 | 非電動タイプ「SHIMANAMI LEMON BIKE」 | 電動タイプ「SHIMANAMI LEMON e-BIKE」 |
---|---|---|
京都市内 | 12,000円 | 14,000円 |
大阪市内 | 11,000円 | 13,000円 |
神戸市内 | 10,500円 | 12,500円 |
岡山 | 6,000円 | 8,000円 |
広島 | 6,000円 | 8,000円 |
新山口 | 10,500円 | 12,500円 |
新下関 | 12,000円 | 14,000円 |
小倉 | 13,000円 | 15,000円 |
博多 | 14,000円 | 16,000円 |
電動の方が2,000円高くなっています。
この価格は本当に安いです。
実は、新大阪~尾道のJR代は往復17,300円もします。
このきっぷの新大阪発着はなんと11,000円ですから、
レンタサイクルとフェリーがついてなお6,000円おトク!
という破格の安さ。
尾道まで往復するだけで元が取れるので、尾道観光のためだけにつかうのもアリです。
予約方法
このきっぷは、JR西日本の予約サイト「e5489」からのネット予約限定となっています。
また、乗車3日前までの予約が必要なのでご注意ください。
おすすめ観光地
しまなみ海道のおすすめ観光地はこちらの観光サイトで詳しく紹介されています。
美しい島々とそれらを繋ぐ橋が織り成す海の道「瀬戸内しまなみ海道」。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの道では…
先日、レンタカーでしまなみ海道に出かけてきましたが、本当に気持ちよく楽しみました。
また余談ですが、「平成レンタカー」というところでオープンカーが比較的手軽に借りられるので、車で楽しみたいという方はそちらもチェックしてみてください。
まとめ
このきっぷのポイントをもう一度まとめるとこちら。
この記事がおすすめの人
- 往復山陽新幹線・レンタサイクル・フェリーがセット
- レンタサイクルは電動・非電動どちらもあり
- 日帰り・宿泊どちらもOK
※宿泊の場合は1泊2日まで - 2人以上から利用可能
- ネット予約限定切符
- 誰でも楽にサイクリングのできる行程
- 3日前までに予約が必要
しまなみ海道のサイクリングというと、ハードなイメージもあって身構えてしまいそうですが、このきっぷを利用すればこどもでも楽しめ、良い思い出をつくることができます。
実は僕はサイクリングで有名な滋賀県に住んでいるのですが、サイクリングはやっぱり気持ちよくて大好きです。
船に自転車が載せられるというのも嬉しいポイントです。
また、値段の面から見ても、尾道まで行って帰ってくるだけで数千円おトクという、激安設定となっています。
安さから尾道観光など別の目的にも活用できそうです。
ぜひ、このきっぷを利用して、瀬戸内の自然を楽しんでみてください!