【塩尻,松本,長野】篠ノ井線特急料金回数券を徹底解説!特急しなの・信州がおトク!

この記事がおすすめの人

  • 長野⇔松本⇔塩尻 をおトクに特急に乗りたい!
  • 通勤特急「信州」・特急「しなの」をおトクに乗りたい
  • 発売終了の「信州しなの料金回数券」との違いを知りたい
  • 「篠ノ井線特急料金回数券」よりお得な方法を知りたい

 

新発売:篠ノ井線特急料金回数券

2023年春のダイヤ改正で、長野県に新たに臨時通勤特急「信州」がデビューしました。

そんな新特急の運行に合わせて、新発売されたのがこの「篠ノ井線特急料金回数券」

長野県の特急列車に、最大4割引きで乗れちゃうお得な回数券です。

通勤・通学だけでなく、長野観光にも大活躍間違いなしですので、この記事で詳しく紹介していきます!

 

篠ノ井線とは?

ではそもそも、この格安切符が使える「篠ノ井線」とはどこにあるのか?紹介していきます。

(出典:しののい線。

篠ノ井線とは、長野県中心部を貫く重要路線で、塩尻~松本~長野間を走っています。

松本・長野という、長野県の2大都市を結ぶため、県内でも利用者が多く、観光で長野を訪れる際もよく利用します。

途中には、日本三大車窓もあり、とても見晴らしのいい景色の良い路線としても有名です。

今回は、そんな篠ノ井線特急におトクに乗れる回数券を紹介していきます。

 

篠ノ井線特急料金回数券とは?

POINT

  • 篠ノ井線の特急(しなの・信州)がおトク
  • 4枚綴り、2,880円
  • 1枚でこども2人まで利用できる
  • 1か月間有効の回数券
  • 自由席+空席の指定席に乗車可能

4枚つづりで発売され、1枚で、塩尻~長野間の好きな区間で特急に乗ることができます。

利用できる列車

利用できる列車は、名古屋~塩尻~松本~長野を走る「特急しなの」、塩尻~長野を走る「臨時通勤特急信州」です。

特急しなの

臨時通勤特急信州

停まる駅は
塩尻・松本・(明科)・(聖高原)・篠ノ井・長野 です。
所要時間については、松本~長野間を例に挙げると、普通列車では1時間30分ほどかかるのに対し、特急なら1時間しかかかりません。
篠ノ井線の特急は快適で速く、しかも1時間に1本は必ず運行されているので、利用価値十分にあるでしょう。
注意点としては、このきっぷでは新宿~塩尻~松本を運行する「特急あずさ」は利用できません。

利用できる設備

普通車自由席が利用できます。

また、普通車指定席の空席も利用できます。

指定席を利用する場合は、その席を予約している人が乗ってきたときには、席を譲るようにしてください。

値段

4枚綴り、大人2,880円、つまり、一回当たり720円です。

こどもは1枚で2人まで乗れるので、1人あたりは実質おとなの半額です。

塩尻~松本~長野間、どこで乗るにも回数券が1枚必要ですので、長い距離を乗れば乗るほどおトクです。

では、この値段がどれだけ安いのか、実際に見ていきましょう。

区間(所要時間)篠ノ井線特急回数券通常価格(普通車自由席)
塩尻~長野(66分)720円(1枚当)1,200円
塩尻~松本(9分)760円
松本~長野(54分)1,200円

1200円が720円と480円引き、およそ4割引きです。

特急料金が4割引きというのはかなり安いほうなので、おトクなきっぷです。

検証のため超短距離の松本⇔塩尻でも値段を見てみましたが、損になることはありません。

買い方

この回数券を購入できる場所は

JR東日本の長野エリア(≒長野県内)の

  • みどりの窓口
  • 指定席販売機
  • おもな旅行会社

です。

ちなみに、篠ノ井線でみどりの窓口・指定席券売機があるのは、塩尻・広丘・松本・明科・篠ノ井・長野となっています。

使い方

大人は1人1乗車につき1枚、こどもは2人1乗車につき1枚が必要です。

同じ人が4枚使う必要はなく、家族や友人と1枚ずつ使うこともOKです。

また、この回数券は、あくまでも「特急券」の回数券です。

そのため、特急の乗車には、回数券のほかに「乗車券(普通列車にも必要ないわゆる”きっぷ”)」が別途必要となるのでご注意ください。

乗車券以外にも、定期券やICカードとの併用も可能です。

注意点

有効期限

有効期限は購入から1か月間です。過ぎると利用できなくなるのでご注意ください。

変更

有効期限の変更はできません。

払いもどし

有効期間内で全ての券が未使用で表紙を伴っている場合に限り、払い戻せます。

つまり、使いさしの残った回数券は払いもどせないので、金券ショップやネットで売るなどしてください。

払いもどしは、発売箇所(=買った駅)ででき、手数料220円がかかります。

 

信州しなの料金回数券との違いは?

前に発売されていた「信州しなの料金回数券」との違いは、

  • 特急「信州」に乗れるようになった
  • 値段が上がった(2080円⇒2880円)

基本的な変更点としては値上げされただけです。

 

「篠ノ井線特急料金回数券」よりお得な方法

ここからは、「篠ノ井線特急料金回数券」よりも、おトクに長野の特急に乗る方法を紹介します。

方法①:新幹線との「乗継割引」を利用

一つ目の方法は「乗継割引」という方法です。

これはどのような割引かというと、

「新幹線と在来線特急を乗り継ぐと、在来線特急の特急料金が半額になる」

という割引です。

つまり、「長野から(まで)、北陸新幹線に乗る人」が利用できる割引です。

乗継割引を利用すると、篠ノ井線の特急自由席が、1,200÷2=600円となり、回数券よりも安くなります。

この割引の注意点としては

  • 新幹線のきっぷと、特急列車のきっぷを同時に買う必要がある
  • 「新幹線から特急へは同じ日、特急から新幹線へは翌日まで」に乗り継ぐ必要がある

ことの2点です。

 

方法②:「リゾートビューふるさと」に乗る

松本~長野間には、特急列車だけでなく、観光列車「リゾートビューふるさと」が走っています。

特急列車よりも時間はかかりますが、広い窓と高い座席から、篠ノ井線の景色をゆったりと眺めることができるので、旅行で長野を訪れる方にはおすすめです。

追加料金は、特急よりもずっと安い530円。

値段面でも観光としても、こちらが特急よりおトクです。

運行日が限られていますので、特設公式ホームページを必ずご確認ください。

(リゾートビューふるさとの画像)

 

まとめ

まとめると、

この記事がおすすめの人

  • 「篠ノ井線特急料金回数券」は長野県内の特急がお得な回数券
  • 長野~松本~塩尻で利用可能
  • 特急しなの・信州に乗れる
  • 値段は4枚綴り2,880円
  • 「乗継割引」「リゾートビューふるさと」の方がよりおトク

実質値上げされて再発売されたとはいえ、それでもこの回数券は十分おトクです!

ぜひ通勤・通学・観光にご利用ください。

ちょうど先日、長野に旅行に行ってきましたが、松本、長野ともに素敵な観光地で、とても楽しい旅になりました。

長野県にまだ行ったことがないという方、ぜひご旅行先におすすめします!

それでは、おトクで楽しい長野旅を!


<ご案内>

長野県~富山県を貫く「立山黒部アルペンルート」にご旅行の方は、こちらの記事をぜひご覧ください

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