コロナと新幹線
みなさんは、このコロナ禍になってから新幹線に乗られたでしょうか?
かなりの方が長いこと新幹線を利用していないのではないでしょうか。
実はわたくしかえるは数か月前、Go Toトラベルが無くなってから初めて新幹線を利用しました。
山陽新幹線の短い区間ですが、コロナ前やGo Toトラベルの時と違うことがいくつかあって驚いたので、みなさんにご紹介します。
新幹線とコロナ流行
それではまず、コロナの流行が新幹線に与えた影響について簡単に振り返ってみます。
①流行当初
コロナが流行りだした去年の春、社会は大混乱。
緊急事態宣言が発令され、学校も休校になるなど徹底して対策が取られていた時期です。
新幹線も大打撃を受け、東海道新幹線は利用者が前年の同じ時期の1割となりました。
②Go Toトラベルキャンペーン実施
感染が少し収束した秋ごろには、観光業などの経済にスポットライトが当てられ、Go Toキャンペーンが実施されました。
その中でもGo Toトラベルはたくさんの利用がありました。(筆者も利用者の一人)
東海道新幹線でも、東京口や大阪口の利用者がコロナ前の半分まで回復するなど、旅行ムードとなりました。
③Go To中止・緊急事態宣言
しかし、感染が再び拡大したことから、年末年始ごろからGo Toキャンペーンは中止へ。
その後何度か緊急事態宣言も発令され、旅行に行く人は少なくなりました。
最新の5月の東京口・大阪口の利用者数はコロナ前の3割弱と、再び減少しています。
④観戦収束(2021秋ごろ)
何回も緊急事態宣言が出され、一時期は一日の感染者数が1,000人を超えるなど危機的状況でしたが最近は一転、減少傾向です。
東京都の新規感染者数も2桁になり、かなり収まってきた印象です。
そんな中、旅行ムードも高まり、GoTo再開を望む声も出ています。
実際、かえるもこの秋に中学校の修学旅行に新幹線で行くつもりです。
最近の新幹線
それでは、本題の最近の新幹線事情について紹介します。
ここでは、Tabijieが最近実際に利用した山陽新幹線を例に紹介します。
①シートの回転はNG
JRが座席の回転をしないよう呼び掛けていて、車内でもアナウンスがたびたび流れています。
家族旅行で向かい合わせにしたくなりますが、座席を向い合せにしないよう気をつけましょう。
②車内飲食が減った
時間帯や区間によって差はあると思いますが、往復とも、「弁当を広げて食べる」姿が見られませんでした。
鉄道各社も「車内販売をやめる」といった動きに出ているとの情報があります。
調べてみると、路線によっては飲食を遠慮するよう呼びかけているようで、実際に「飲食はほかのお客様のご迷惑とならないようお願いします」とのアナウンスも流れていました。
その一方でここ最近車内販売も復活し始め、酒類の提供まで考えているとのことなので、静かに食べれば問題ないかと思います。
③静かになった
会話を抑えるよう呼び掛けられていることもあり、車内がとても静かでした。(普通車がグリーン車並みに静か)
向い合せ自粛や、利用者減少も要因の一つだと思います。
みなさんも、新幹線を利用するときは、会話は控えめにしましょう。
④空いているが混んでいるときも
全体としては利用者は少なく、行きの朝の新幹線はガラガラでした。
しかし、帰り、日曜の夕方に乗った岡山⇒新大阪ののぞみは混雑気味。
結構な数の席が埋まっていました。
やはり土日の夕方の大都市圏行は今でも少し混んでいるようです。
ちなみに、こちらは次の日曜(6月20日)の夕方、博多⇒新大阪間ののぞみの座席表です。
これは、一番予約済みの割合が高い7号車のものですが、半分近くが予約済です。
中央の車両のトイレ近くは早くから埋まりやすいので、人混みを避けたい方は端の方の車両をおすすめします(ただし、乗換に時間はかかります)
時間帯や車両をずらして、混雑を避けていきましょう。
以上、最近の新幹線事情4つでした。
まとめ
「最新の新幹線の様子」をまとめるとこちら。
POINT
- 座席の回転はNG
- 飲食は『ほかの乗客に迷惑にならないように』
- 会話は控えめで
- 案外混んでいるときも
ちなみに、新幹線の安全性についての話題ですが、6~8分で車内の空気が入れ替わるなど対策は万全ですので、感染確率はかなり低いと思います。
マナーを守って7,安心・安全に新幹線を利用しましょう!