この記事がおすすめの人
- 往復割引について知りたい
- 往復割引と併用できる
- 格安切符・割引を知りたい
- 学割と往復割引を併用できるのか知りたい
往復割引とは?
「往復割引とは」、その名の通り、往復のJRきっぷを同時に買うことで受けられる割引のことです。
601キロ以上の区間が対象で、東京~岡山や、新大阪~博多などで受けられます。
割引率は1割引き。
乗車券が1割引きとなり、特急料金やグリーン料金などの追加料金は対象外です。
新大阪~博多の新幹線代を例に挙げると
通常の値段 | 15,600円 |
---|---|
往復割引適用 | 14,620円 |
片道当たり980円おトクとなります。
往復割引は駅で往復同時にきっぷを買うだけなので、きっぷについて詳しくない人でも簡単に受けられる割引です。
往復割引と併用する技
往復割引はほかの割引やおトクなきっぷと併用することができます。
つまり、「往復割引×格安切符・割引」で二重におトク!
そこでここからは、往復割引と併用できる割引・格安切符を紹介します。
往復割引と併用できる割引
往復割引と併用できる割引を紹介します。
学割
その名の通り、学生が受けられる割引のこと。
中学・高校・専門学校・大学など、学校の生徒が受けられ、乗車券が2割引きとなります。
これを往復割引と併用すると、乗車券が2.8割引!
新大阪~博多の新幹線代を例に挙げると
通常の値段 | 15,600円 |
---|---|
往復割引 | 14,620円 |
学割×往復割引 | 12,850円 |
通常のきっぷよりも2,750円もおトク!
障害者割引
障害者の人が受けられる割引のことです。
詳しくは、第1種または第2障害者の人が受けられます。
こちらは乗車券が5割引き、つまり半額。
これを往復割引と併用すると、乗車券が5.5割引になります!
新大阪~博多の新幹線代を例に挙げると、
通常の値段 | 15,600円 |
---|---|
往復割引 | 14,620円 |
障害者割引×往復割引 | 9,690円 |
通常料金よりも5,910円おトク。
往復割引と併用できる格安切符
ここからは、往復割引と併用できる格安切符(おトクなきっぷ)を紹介します。
eきっぷ
西日本の新幹線・特急と快速マリンライナーがおトクなきっぷ。
新幹線・特急の指定席・グリーン車が、500~2,000円ほど安くなります。
JR西日本・九州のクレジットカード「J-WESTカード」「JQ CARD」を持っている人が購入可能。
予約サイト「e5489」と「JR九州インターネット予約サイト」で簡単に予約できます。
e特急券
東海道山陽新幹線の全区間がおトクになるきっぷです。
指定席・グリーン車が330~2,590円おトク!
東海道山陽新幹線の会員制予約サイト「EX予約」で発売されています。
乗車直前まで購入できるため、便利なきっぷです。
えきねっとチケットレス割引
JR東日本の特急がおトクになるきっぷ。
主な特急の指定席が100~300円おトクに!
JR東日本のネット予約サイト「えきねっと」で発売されています。
J-WESTチケットレス
関西圏のJR特急が激安になるきっぷです。
特急列車の指定席が半額以下になり、なんと自由席よりもおトクに!
JR西日本の予約サイト「e5489」で発売されています。
eチケットレス特急券
JR西日本・四国の特急と快速マリンライナーがおトクに!
指定席とグリーン車で利用でき、500円ほど安くなります。
JR西日本のクレジットカード「J-WESTカード」を持っている人が利用できます。
予約サイト「e5489」で発売されています。
チケットレス特急券
JR西日本・四国の特急と快速マリンライナーがおトクに。
指定席とグリーン車が200円ほど安くなります。
予約サイト「e5489」から簡単に予約できます。
まとめるとこちら。
さらにトクするテクニック
学割・障害者割引が利用できる人は、3重の割引が受けられるので紹介します。
往復割引と学割・障害者割引を併用した乗車券と、先ほど紹介した格安切符を組み合わせることで、激安に!
「往復割引×学割・障害者割引の乗車券」+「格安切符」
新大阪~博多を例に出すと
通常の値段 | 15,600円 |
---|---|
往復割引 | 14,620円 |
往復割引×学割×eきっぷ | 10,740円 |
5,000円近くもおトク!
学生さんはぜひ知っておいてほしい技です。
まとめ
今回紹介した内容をまとめると、
POINT
- 601キロ以上の区間を往復購入すると、「往復割引」が適用
- 学割・障害者割引と併用できる
- 一部の格安切符と併用できる
- 「往復割引×学割・障害者割引×格安切符」で激安に
往復割引や格安切符をうまく活用することで、最大3重におトクになります!
特に学生さんはこの方法を利用すると、とてもおトクです。
中学生のわたくし「かえる」もよく使っているテクニックですので、ぜひ活用してみてください!