この記事がおすすめの人
- レールスターの個室に乗ってみたい
- こだまレールスターの期間限定個室開放が続いているのか知りたい
- 個室と普通車は乗り継げるのか知りたい
- 個室の利用できる列車を知りたい
700系レールスターの個室とは?
新幹線で個室を利用できるただ一つの列車「700系レールスター」という列車について紹介していきます。
今回GWで山口旅行をすることになり、新山口⇒姫路で新幹線の個室を予約できたので、最新の個室情報をまとめて紹介します!
実は山陽新幹線に走っている「700系レールスター」という列車には、定員が4人の個室が4室あり、追加料金ナシ、指定席と同じ値段で利用することができます。
レールスターという列車が走っているのは山陽新幹線(博多~新大阪)で、ひかりとこだまで使用されています。
こだまレールスターでも期間限定開放
レールスターはひかりとして走るときには「ひかりレールスター」という愛称があります。
そして、個室が利用できるのはひかりレールスターのみで、こだまで運行されるときは利用不可でした。
それがなんと、期間限定で一部こだま(通称こだまレールスター)でも利用できるようになっています!
この企画はプレスリリースでは3月末までとなっていたのですが、今回(2022.5月)窓口で聞いてみるとまだ継続中とのこと!
どのサイトにも継続中との情報が載っていなかったので、それを伝えようと思い記事にした次第です。
つい先日、こだまレールスターの個室を実際に予約してみたので、その予約法などを詳しく紹介していきます。
個室の利用できる列車
以下の公式サイトの情報から、個室が利用できる列車をまとめました(2023年4月6日時点の情報)
こだま845・856・858・860号の7・8号車は指定席です。
この場合は、8号車には普通車指定席の4人用個室があります。
(出典:こだま 700系:JRおでかけネット)
上り
博多⇒新大阪
- こだま856号 13:54→18:25
- こだま858号 14:54→19:25
- こだま860号 15:54→20:25
新下関⇒岡山
- ひかり590号 6:11→8:23
下り:新大阪⇒博多
- こだま845号 09:32→13:51
ちなみに筆者は2022年5月5日のこだま858号の個室を予約できました。
個室は8号車に4室あります。
個室の利用条件
個室は一室の定員が4人で、3・4人が同時に予約することで利用できます。
1・2人で利用したいときは、残りの人数の乗車券・特急券も用意して、合計3人分のお金を支払えばOKです。
個室の値段
個室には嬉しいことに、追加料金は不要です。
こだま・ひかり・さくらの、普通車指定席の値段で利用できます。
個室の予約方法
個室は普通車指定席と扱いはほぼ同じですが、基本ネット予約ができないという難点があります。
通常の座席であれば「スマートEX」や「e5489」といった、予約サイトから予約できます。
ただし個室については、駅の「みどりの窓口」と主な旅行会社でのみ取り扱われています。
今回みどりの窓口で実際に予約することができました。
予約する際は、窓口の人に「ひかり(こだま)○号の個室を予約したい」と明確に言うとスムーズです。
個室のメリット・デメリット
メリット
- プライベートな空間が確保できる(子供連れにもおすすめ)
- ゆったりと旅を楽しめる
- 普通の座席が埋まっていても予約できることがある(個室は知名度が低く予約が埋まりにくい傾向にあります)
- なにより貴重で楽しい経験になること間違いなし!
- 追加料金不要
デメリット
- ネット予約ができない
- お得なきっぷがない・少ない
- こだま・ひかりでしか利用できない
- リクライニングができない
実際に乗ってみて感じたこと
先日、実際に個室に乗車してみたのでレビューを紹介します。
家族で利用したのですが、GW中でもとてもゆったりと移動でき、真ん中の机でトランプも楽しめ充実した時間になりました。
また、普通車では食事は難しいのに対し、個室なら気をあまり使うことなく食事も取れ時間の有効活用もできました。
部屋には簡単な鍵やON・OFFの切り替わる照明、コンセント、また新幹線wi-fiも使え快適な環境。
通常座席の向い合せができないコロナ禍の新幹線としては、非常にいい座席だったと思います。
また、網棚もしっかりとあったので、荷物の置き場にも困りませんでした。
ただ、リクライニングができないのは少し残念な印象でした。
また、個室とはいえ天井で普通席や隣の個室と繋がっているため、大声での会話は控えるようにしましょう。
「個室」と「普通車指定席」の乗り継ぎは可能?
ここで、僕が今回予約する際に困った「個室」と「普通車指定席」の乗り継ぎについて紹介します。
新幹線は複数列車の乗継可能
新幹線は、複数の列車を一つの特急券で乗り継げるというルールがあります。
東京から鹿児島中央まで新幹線に乗るときで紹介します。
東京⇒鹿児島中央までは直通列車がないため、新大阪で乗り継ぐとします。
そのとき、本来であれば「東京~新大阪」の特急券と、「新大阪~鹿児島中央」の特急券の2枚を買わなければいけないところ、新幹線の特例で「東京~鹿児島中央」の1枚で2つの列車に乗れるというシステムです。
個室と普通車指定席の乗り継ぎは可能?
個室はきっぷ上の扱いは普通車指定席に似ています。
では、個室と普通車指定席は乗り継ぐことができるのでしょうか。
結論をいうと、「わからないが、今回はできた」です。
今回、姫路でこだまレールスター個室とのぞみ指定席を乗り継ぐきっぷを頼んでみました。
しかし、窓口の人の端末ではやり方がわからず、電話で上の方に尋ねていただく事態に。
10分ほど待った結果、無事発券してもらえました。
ルール上は可能なようですが、どうやら慣れている人は少なく断られる可能性も無きにしも非ずです。
ルールでは可能なようなので、とりあえず頼んでみるのが良いでしょう。
まとめ
この記事の内容をまとめるとこちら。
この記事がおすすめの人
- 山陽新幹線のレールスターには個室あり!
- ひかりレールスター・一部こだまで利用可能
- 追加料金不要
- 普通車指定席との乗り継ぎはルール上は可能
今回初めて個室の予約にチャレンジしてみましたが、駅員さんの丁寧な対応もあり無事予約完了しました!
やはり新幹線の個室は貴重な存在で、いつもと違う楽しい体験ができること間違いなしです。
個室付きのレールスターの列車は年々減っていますので、乗るなら今がチャンス!
ぜひ、GWやお盆など旅行にも活用ください。
個室の予約は駅員さんでもあまりないほど珍しいので、もし疑問点があればコメント欄にてつぶやいてください!
それではよい旅を!