直前でもおトクに!
新幹線の予約を乗車当日でもおトクにできる方法を紹介します。
新幹線におトクに乗る方法の一つとして、通常価格よりもおトクな「格安切符」の利用があります。
しかし、ほとんどの格安切符は当日購入ができません。
ただし、いくつかの格安切符は当日購入が可能で、当日でも新幹線におトクに乗れちゃうんです!
そこでこの記事では、当日に東海道新幹線を利用する方のために『東海道新幹線に直前でも安く乗る方法』を紹介します。
山陽新幹線に関しては、こちらの記事で紹介しています。
東海道新幹線の『直前購入ができる』格安切符たち
では早速、具体的な切符について紹介していきます。
まずは、お値段の基準となる、「通常の切符の値段」についてお伝えします。
(駅で売っている普通の切符はこのお値段)
【東京⇔名古屋】
- 11,300円 のぞみ・指定席
- 11,090円 ひかり・こだま指定席
- 10,560円 自由席(全列車共通)
【東京⇔新大阪】
- 14,720円 のぞみ指定席
- 14,400円 ひかり・こだま指定席
- 13,870円 自由席(全列車共通)
それでは、これらの金額と比較しながら、格安切符を見ていきます。
①スマートEX
東海道山陽新幹線のネット予約サービス「スマートEX」の商品(きっぷ)です。
クレジットカードとネット環境さえあれば、誰でも無料ですぐに登録・利用できます。
指定席用のお値段は
- 東京⇔名古屋
- ▼200円 全列車
- 東京⇔新大阪
- ▼200円 全列車
両方とも片道のみは200円引きとなります。ちなみに、自由席用はありますが、通常の切符と値段は同じです
安さはたいしたことはありませんが、ネット予約&チケットレス乗車(切符を受け取らずに乗車)できるのがありがたいです。
②EX予約
東海道山陽新幹線のネット予約サービス「EX予約」の基本商品です。
スマートEXとは違い、年会費1100円が必要となりますが、直前での利用も格安になっています。
ただし、申し込みから利用まで数週間かかるため、会員でない方は今すぐの利用はできません。
指定席用と自由席用のお値段は
- 東京⇔名古屋
- ▼1,190円 のぞみ指定席
- ▼980円 ひかり・こだま指定席
- ▼450円 自由席(全列車)
- 東京⇔新大阪
- ▼1,650円 のぞみ指定席
- ▼1,030円 ひかり・こだま指定席
- ▼500円 自由席(全列車)
500円単位での割引となっています。
スマートEXと同じで、ネット予約&チケットレス乗車ができます。
③各社予約サイトのJRセットプラン
「じゃらん」といった、旅行会社各社が発売しているJRセットプランです。
往復のJR切符とホテルの宿泊がセットになったプランです。
プランによって大きく差はありますが、安いものであれば、実質の新幹線代が10,000円を切ると非常に安くなります。
到着地で宿泊するのであれば、セットプランがおすすめです。
当日予約が可能なプランはこちらから。
④株主優待券
JR東海の株主優待券を使って、駅で切符を買うことで、きっぷ代が1割引き・2割引で買えます。
1人片道につき、優待券を1枚使うと1割引き、2枚使うと2割引きとなります。
株主優待券の入手方法は
- JR東海の株主になる(100株で1枚)
- 金券ショップで買う(2021春現在、相場1000円程度)
- ヤフオクで落札する(2021春現在、相場800円程度)
お値段については、自由席、指定席、グリーン車全て1・2割引きとなります。
株主優待券を2枚使い、指定席を2割引きにした場合で見ていくと
- 東京⇔名古屋
- ▼2,260円 のぞみ
- ▼2,220円 ひかり・こだま
- 東京⇔新大阪
- ▼2,950円 のぞみ
- ▼2,280円 ひかり・こだま
※株主優待券の入手費用は考慮せず算出
どちらの区間でも、優待券を購入した場合でも現在の相場であれば元が取れそうです。
まとめ
- スマートEX
- EX予約
各社予約サイトのJRセットプラン
- 株主優待券
以上が当日購入ができるお得な切符でした。
ホテルのJRセットプランや、株主優待券、EX予約の利用が価格の面ではおすすめです。
また、スマートEXは価格の面では劣りますが、入会費・年会費無料なことや、ネット予約・チケットレス乗車が魅力的だと思います。
これらの切符をうまく活用して、ぜひ安く、快適な移動をしてみてください。
それでは、良い移動を!