はじめに
みなさんは、新幹線や特急列車の指定席・グリーン車を利用するとき、座席の位置をどうやって選んでいますか?
「そんなの適当でいーやー」、という方や、「グループ旅行はまとまってればそれで良い」と思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、もっと考えて座席を選ぶことで、移動が楽になったり、きれいな景色が眺められたりと、同じお金を払っているのでも快適さが全然違います!
そこで今回は電車での移動を楽しく、快適にしたいという方に向けて、新幹線や特急列車のおすすめ座席を紹介します!
この記事を見るだけで、これからの旅や出張がよりよくなること間違いなしですので、ぜひご覧ください。
おすすめ座席紹介
この記事では、どの列車でも通用する基本的なおすすめ座席の選び方を紹介します。
ではまず、座席の選ぶ際のポイントを見ていきましょう
- 車両の両端の座席
- 駅のエレベーター・エスカレーターに近い
- 車内のトイレに近い
- 周りがすいている
- 景色が良い
主にこの5点にまとめられます。
では、なぜこれらの座席がおすすめなのか、理由とともに紹介していきます。
車両の両端の座席
車両の両端の座席は、ほかの座席と違って非常に快適です。
車両最前列
足元が広く、前が壁のため前の人がシートを倒してくるなんてことがありません。
また、新幹線と一部特急列車では広いテーブルが用意され、コンセントもあるので、パソコン作業にぴったり!
車両最後列
進行方向一番後ろの座席は、リクライニングが自由にでき、座席の後ろに荷物も置けます。
後ろの人がいないため、最大まで座席を倒せ、スーツケースも置くことができるという、旅行にぴったりの座席です。
ただし、東海道山陽新幹線では、一番後ろの座席は特大荷物を持った人しか予約できません。
特大荷物を持っていない方は、東海道山陽新幹線では別の座席を予約しましょう。
そのほかの新幹線・特急列車ではそのような制限はありません。
たいがいの列車では、車両の両端の座席を予約するのが良いでしょう。
駅のエレベーター・エスカレーターに近い
乗り換え時間が少ないときは、降りる駅のエレベーター・エスカレーターに近い車両に乗るのがベストです。
ちなみに、16両の一般的な新幹線は全長400mにも及びますので、端の車両に乗ると200mほど歩かなければならないことも多いです。
どの駅にはどの車両がおすすめか、こちらのサイトが詳しく紹介されています。
このサイトはマイナーな地方駅まで網羅しているので、ぜひご活用ください。
電車の乗車位置を案内
車内のトイレに近い
現在、ほぼ全ての特急列車にトイレやごみ箱が設置され、新幹線や一部の特急には自動販売機まで完備されています。
長時間乗車するときは、やはりそのような設備に近い方が便利。
特に、小さい子供が一緒の場合は、トイレに連れて行くのも一苦労なので近い座席がおすすめです。
周りがすいている
予約するときに、周りがすいている席をとるのも一つの方法です。
JRの場合、ネット予約もしくはみどりの券売機で切符を買うときに『座席表から選ぶ』を選択することで、すいている席が選べます。
(出典:体験版:JR東日本)
※みどりの券売機の例
上の画像のように、周りが〇の場所を選ぶと快適に過ごせます。
景色が良い
その列車が景色のいい区間を走る場合は、ぜひとも押さえておきたいポイントです。
これは列車によって大きく異なるため、ネットで「(列車名)座席 おすすめ」と調べてみてください。
東海道新幹線を例に挙げると、普通車では、海が見たければA席、富士山が見たければD席がおすすめです。
その他
そのほかに押さえておきたいポイントを紹介します。
コンセント
移動時間でパソコンを使ったり、スマホを充電したい方はコンセントのある座席を選びましょう。
大体の列車はコンセントは窓側座席にありますが、特急やくもなど、コンセントのない列車もあるため調べてみてください。
ちなみに、新幹線には多くの場合、窓側座席と車両両端の座席にコンセントがあります。
自由席からの距離
新幹線では基本的に、自由席の近くの指定席はあまりおすすめできません。
特に繁忙期は、自由席が混雑するため、大きな声が聞こえたり、混雑時にデッキに人があふれてトイレにも行けない・降りにくいということもあります。
余談 列車によって座席が違う!
余談ですが、新幹線や特急列車では、列車の種類によって座席の質が大きく異なります。
例えば山陽新幹線では、同じ区間を走る『のぞみ』と『みずほ・さくら』で、指定席が大きく違います
まとめ
今回紹介した、座席選びのポイントをまとめるとこちら
- 車両の両端の座席
- 駅のエレベーター・エスカレーターに近い
- 車内のトイレに近い
- 周りがすいている
- 景色が良い
これらのポイントを抑えることで、本当に移動が快適になります
ぜひお試しあれ!
それでは、良い旅を!