旅の交通手段選びは大切!
旅行プランを立てるとき、目的地に何で、どうやって行くのか、そして観光スポットを何でまわるのかは、悩むところ。
どれの交通手段が良いといった明確な指標もないので、最適なものを選び出すのって難しいんですよね。
でも、移動手段は旅行においてとても大切!これによって旅の快適さやプランが変わってきます。
そこでこの記事では、『旅の交通手段選びの目安』を紹介し、最高の旅をつくれるようにサポートします!
交通手段って何がある?
交通手段を選ぶ前に、どのような交通手段があるのか、目を通しておきましょう。
旅行で使える手段一覧はこちら。
主にこの8つがあります。
移動手段の比較
では、先ほど挙げた8つの手段を比較していきましょう。
(ボックスをクリックすると、メリット・デメリットが表示されます!)
- 車
メリット
- とても自由に移動できる
- 時間をあまり気にせず旅行プランが立てられる
- 公共交通機関が少ない場所にも行ける
- 自家用車ならタダで乗れる
- レンタカーなら好きな場所から借りられる
デメリット
- 運転する人が必要
- 運転者が疲れる
- 渋滞がある
- ガソリン代・高速料金が別途かかる
- 鉄道
メリット
- 速い(新幹線)
- 時間が読める
- 楽に移動できる
デメリット
- 車やバスより値段が高い
- 行ける観光地が限られる
- 列車の時間に旅行プランが左右される
- 飛行機
メリット
- とにかく速い
- 時間が読める
- 楽に移動できる
デメリット
- 車やバスより値段が高い
- 空港までわざわざ足を運ぶ必要がある
- 搭乗手続きが面倒・時間がかかる
- 飛行機の時間に旅行プランが左右される
- バス
メリット
- 鉄道よりも路線・本数が多い
- 安い
- ある程度楽
デメリット
- 渋滞がある
- バスの時間に旅行プランが左右される
- 船
メリット
- 時間が読める
- 楽に移動できる
- カーフェリーなら車を載せられる
デメリット
- 快適さを重視すると値段が高くなる
- 港までわざわざ足を運ぶ必要がある
- 天候に左右されやすい
- 船の時間に旅行プランが左右される
- タクシー
メリット
- とても自由に移動できる
- 運転しなくていい
- 時間をあまり気にせず旅行プランが立てられる
- 公共交通機関が少ない場所にも行ける
デメリット
- かなり高額
- 渋滞がある
- 自転車
メリット
- 自由に移動できる
- 時間をあまり気にせず旅行プランが立てられる
- レンタサイクルをしても安い
デメリット
- ある程度体力が必要
- 移動距離が限られる
- 大きな荷物は持てない
- 徒歩
メリット
- 自由に移動できる
- 時間をあまり気にせず旅行プランが立てられる
- タダ
デメリット
- ある程度体力が必要
- 移動距離が大きく限られる
- 遅い
このように、各移動手段にはメリット・デメリットがあるので、場面によって使い分けることが大切です。
移動手段の使い分け
『観光地に行くとき』と、『観光地内を移動するとき』でそれぞれおすすめの移動手段を紹介します。
例)大阪の人が東京旅行をするとき
大阪⇔東京の移動が『観光地へ行くとき』、東京内での移動が『観光地内を移動するとき』となります
観光地へ行くとき
長距離の場合
移動距離が500キロを超えるような場合です
時間で選ぶなら『鉄道』『飛行機』あたり。
安さで選ぶなら『高速バス』がおすすめです。
体力があり、運転に自信がある方なら、車もありかもしれません。
- 鉄道(新幹線)
時間〇 安さ〇 - 飛行機
時間◎ 安さ△ - 高速バス
時間△ 安さ◎ - 船
時間△ 安さ〇
中距離の場合
移動距離が300キロほどの場合です。
『鉄道』が最も速くて快適ですが、安くそこまで時間のかからない『車』『高速バス』あたりもおすすめです
- 車
時間〇 安さ◎ - 鉄道(新幹線・特急列車)
時間◎ 安さ〇 - 高速バス
時間〇 安さ◎ - 船
時間△ 安さ〇
短距離の場合
移動距離が100~200キロの場合です
『車』が安くて速いです。
ただ、渋滞が起きやすい大都市を通るなら、『鉄道』の方が速いでしょう。
『高速バス』や『船』もおすすめです。
海上では高速船を使えばとても速く移動できます。
- 車
時間◎ 安さ◎ - 鉄道
時間◎ 安さ〇 - 高速バス
時間〇 安さ◎ - 船
時間〇 安さ〇
観光地内を移動するとき
交通の便が良い地域
5キロ以上の移動には、『鉄道』『バス』がおすすめです。
1・2キロなら、『自転車』がとてもおすすめ。
レンタサイクルなどを利用すれば、速く・安く移動できます。
数百メートルなら『徒歩』で十分です。
- 鉄道
時間◎ 安さ〇 - バス
時間◎ 安さ〇 - タクシー
時間◎ 安さ△ - 自転車
時間〇 安さ◎ - 徒歩
時間△ 安さ◎
交通の便が悪い地域
『車』が圧倒的におすすめです。
公共交通機関では、田舎観光は十分にできません。
『タクシー』という手もありますが、田舎のタクシーは都会より高いです。
かなりの出費になってしまうので、レンタカーの方がおすすめです。
数キロの移動であれば、『自転車』もおすすめです。
- 車
時間◎ 安さ〇 - バス
時間△ 安さ〇 - タクシー
時間◎ 安さ△ - 自転車
時間△ 安さ◎ - 徒歩
時間△ 安さ◎
自分の旅行にあった移動手段が見つかったでしょうか。
最近は『レンタカー』や『レンタサイクル』も普及しているので、それらをうまく活用しながら、プランを立てるのをお勧めします。
番外編 旅を安く・楽しくするテクニック
ここでは少し脱線して、安く・楽しく移動する方法を紹介します。
旅を良いものににアップグレードしたい方はご覧ください。
安くするテクニック
鉄道・飛行機・高速バスの場合、移動にかかる値段を大きく下げることができます。
その方法としては、『格安切符を利用する』『宿泊とのセットプランを利用する』の2つの方法があります。
どれも、通常の値段よりお得に移動することができます。
格安切符を利用する
鉄道会社が発売する格安切符を利用する方法です。
格安切符とは、特別な利用条件(区間・列車・利用期間)のもと、格安で利用できる切符のこと。
条件や値段はきっぷによって大きく異なりますが、安いものだと半額以下のものもあります。
格安切符を活用することで、お得に・便利に旅ができます。
宿泊とのセットプランを利用する
各旅行会社が発売する『セットプラン』を利用すると安くなります。
セットプランとは、宿泊と行きかえりの切符・チケットがセットになったプランのこと。
場合によっては格安切符よりもさらにお得になります。
移動を楽しく・快適にする方法
ワンランク上の設備を利用する
JRなら『グリーン車』、飛行機なら『クラスJ』『プレミアムクラス』、高速バスなら『ドリームスリーパー』といった、ワンランク上の車両・座席を選ぶことです。
旅の疲れが溜まった時に利用すると、とても快適な旅にできます。
JALの『クラスJ』などは、1,000円の追加料金で利用できるので、利用する価値は大いにあると思います。
観光列車を利用する
『移動時間で観光をする』そんな最高の環境があるのが、観光列車です。
美しく工夫の凝らされた車内で食事を楽しみながら、絶景を眺めるという、最高の列車です。
日本には何十という観光列車が走っているので、ぜひ一度乗ってみてください。
まとめ
旅の移動手段には様々なものがあり、旅によって最適な手段は違います。
より良いものを選ぶ目安を、今回の記事で紹介しました。
これらの手段をうまく活用し、組み合わせてより良い旅にしてください!
それでは、良い旅を!